布団などに繁殖しやすいダニは、湿度や気温が高くなる夏の時期に一気に増殖する特徴があります。
布団カバーなど直接肌に触れる寝具の洗濯をこまめに行なっていないご家庭は、布団に入る時にダニの死骸や糞などを吸い込んだり肌に触れることが多くなるため、咳や鼻水といった症状の他にアトピー性皮膚炎といった肌トラブルが起こる可能性が高くなります。
元々アレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚バリア機能が弱い人に特に起こりやすく、ダニの死骸や糞に皮膚が刺激を受けることでアレルギー症状を引き起こし、湿疹やかゆみなどが起こります。
症状を少しでも軽くするためには、寝具のこまめな洗濯を行い、清潔な状態を維持することが大切です。
またアトピー性皮膚炎は肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなっているため、保湿剤などをかゆみや湿疹を起こして乾燥している部位に塗ることで対策を行いましょう。