ハウスダストの症状であるせきや鼻水、頭痛などは冬に激しくなり夏は治まる傾向があり、これは夏と冬の気候が影響しています。
冬は気温が下がり比較的湿気が少ない時期で、さらにストーブなどの暖房器具で家の中の乾燥が加速します。
この状態での家の中はちりやほこりが空中に舞いやすくなります。
部屋の中を浮遊しるほこりなどは人の口や鼻、目から侵入しやすくなり、特に寝ている時には、浮遊したほこりが体の上に舞い降りてきて危険な状態になります。
夏は湿気が多いため、ちりやほこりが水分を吸収して重くなって、浮遊することなく、部屋のすみなどに溜まります。
この他にも冬は気温が低いので、鼻やのどの奥などの粘膜を刺激しやすいのも、症状を大きく感じる要因です。